今年8月、福島県会津若松市のパチンコ店から現金が盗まれた事件で、当初、被害者とみられていた従業員の男が、窃盗などの罪で起訴されました。
建造物侵入と窃盗の罪で起訴されたのは、パチンコ店従業員の真鍋一皐(いっさ)被告(23)です。
起訴状によりますと、真鍋被告は8月12日、仲間と共謀し、会津若松市のパチンコ店に従業員通用口から侵入し、現金およそ2670万円を盗んだとされています。
事件をめぐっては、実行役とみられる19歳の男が家庭裁判所に送致されていて、運転手役とみられる村山廉被告も起訴されています。
警察は当初、強盗事件として捜査していましたが、被害者とみられていた真鍋被告と19歳の男らが共謀し現金を盗んだとして、窃盗事件に切り替えて捜査が進んでいます。