8日の大雨で大きな被害が出たいわき市では、川のはん濫の爪あとが残るなか、各地で後片付けに追われました。

【伊藤大貴記者】
「川の濁流に巻き込まれたとみられる車があのように放置されたままの状態となっています。」
いわき市内郷地区では川の水があふれ、1000棟を超える住宅が床上浸水する被害が出ました。10日は30℃近い暑さの中、水をかぶった家具の運び出しや泥の掃き出しなどの作業に追われました。

【住宅が床上浸水した人】
「大変だと思う。ここら辺、全部だから直すといったって時間はかかる」

また被害があった地域を視察した内掘知事は
「被害の全体像を把握してその上で優先順位を決めて応急復旧を行う」
その上で、財源の確保を急ぐ考えを示しました。
また、いわき市では災害廃棄物を11日から仮置き場に受け入れることにしています。