エアレースパイロットの室屋義秀さんが育てる次の世代のパイロット。4回目のキャンプが始まりましたが、選考会で選ばれた候補生6人に与えられた最初の課題は意外なことでした。
9月から始まったキャンプ4。4月に32人でスタートしたこのプログラムは、3回の厳しい選考をへて、パイロット候補生は6人に絞られました。
室屋義秀さん「きょうはキャンプ4。チームビルディング兼ねて工作教室。きょうは机を作ってもらいます」
課題は「自分たちが使う机を自分たちで作ること」
室屋義秀さん「今までは若干、ゲスト扱い。これからは訓練生本格的な訓練自分たちで自分の準備全部をする。パイロットはそういうこと」
選考会の度に全国からはるばる参加してきた候補生たちですが、今回、それぞれが「大きな決断」をして再び福島に集まってきました。
今後は飛行訓練が始まり、訓練回数が増えることから、遠方から通うのは不可能なため、6人全員が福島へと移住してきたのです。
レースパイロットになるという、若者たちの人生をかけたチャレンジがいよいよ本格的に始まります。