「市町村対抗ふくしま駅伝」のスタートが、いよいよ16日に迫りました。今年は県内57市町村からあわせて816人の選手たちが出場し、ふるさとの誇りを胸にタスキをつなぎます。タスキをミライへつなぐ、若手やベテランランナーの走りに注目です。
福島県内58市町村52チームから総勢816人のランナーたちが出場した去年の「ふくしま駅伝」。序盤は会津若松市がリードし、中盤は郡山市が逆転、そして11区以降は郡山市といわき市が首位を奪い合う大会史上に残る激戦となり、3秒差で郡山市が2年ぶり8回目の優勝を果たしました。また、町の部は石川町が制し9連覇。村の部は、西郷村が3年連続で頂点に立ちました。
今年のみどころについて、福島陸上競技協会・駅伝委員会・委員長の畑中良介さんに伺うと、真っ先に口にしたのは、去年、ゴール直前まで大激戦を演じたあのベテランランナーでした。
畑中良介さん「ベテランの村上くんがわずかの差で負けてしまったが、今年またエントリーしているので、リベンジを大いに期待したいと思います」
いわき市チーム41歳のベテラン、村上康則選手は2006年に箱根駅伝で区間賞、2009年には1500メートルで東アジア大会金メダルなど、輝かしい実績を残してきました。「自分の持ち味はラストスパート」と話す村上選手は、最後まで20歳以上若い郡山市の橋本選手に食らいつくも、わずか3秒差で優勝を逃しました。
一方、畑中さんは若い力の台頭にも期待を寄せています。
畑中さん「田村市の船引中が県内初の男女アベック優勝、この若い力に期待したい」
今年の県中学駅伝で、船引中男子はアンカーの三輪主将が33秒差を逆転しての優勝しました。










