2人目の証人「セクハラじみた行為でいい気はしなかった」
2人目の証人は、3人の被告の先輩にあたる陸上自衛官。容姿や髪型から、五ノ井さんに被告2人が覆いかぶさっているのがわかったと証言しました。
【検察による証人尋問】
Q.宴会が始まった時間は?
A.午後6時から7時くらい。
Q.被告Aがベッドの上にいるのは見た?
A.見た。物音で振り向くと、五ノ井さんが下、被告Aが上になっていた。
Q.どうして下にいるのが五ノ井さんと分かった?
A.容姿、髪型、骨格などで分かった。
Q.五ノ井さんのどこが見えた?
A.頭頂部や肩回りなど
Q.被告Aはどうして分かった?
A.同じように髪型など
Q.身体は密着していた?
A.見えていないが、足の部分は密着していてもおかしくない。
Q.見えていたのは上半身だけ?
A.はい。密着はしていなかった。
Q.それを見てどう思った?
A.いい気はしなかったが、興味もなかったのですぐ振り返った。
Q.いい気はしなかったというのは?
A.セクハラじみた行為だから。
Q.覆いかぶさっていたのは被告Aだけ?
A.被告Cも
Q.どのくらいの間見ていた?
A.振り返った一瞬。1~2秒。
Q.被告Bのことは見た?
A.見ていない
Q.証人はずっと208号室にいた?
A.トイレや喫煙で出ることもあった
Q.被告Cは腰を振っていた?
A.見ていない
Q.最初の内部調査では何も見ていないと答えていたのに、その後答えを変えたのはなぜ?
A.関心もなかったので、巻き込まれたくないという思いだったが、被害者などが苦しんでいるから、些細なことでもいいと言われ話した。