お盆休みのなか、台風7号の接近で沿岸部では波が高くなっていて、福島県いわき市の海水浴場では、遊泳を規制する措置をとっています。
【いわき市海水浴場 遊泳情報】※14日午前10時現在
・勿来海水浴場 波打ち際のみ入水可能
・薄磯海水浴場 波打ち際のみ入水可能
・四倉海水浴場 遊泳不可
・久之浜・波立海水浴場 波打ち際のみ入水可能
水津邦治アナウンサー「薄磯海水浴場に来ています。しかしきょうは波が高いので人がほとんどいない状況です」
真夏の太陽が照り付け、絶好の海水浴日和。しかし、台風7号の接近に伴い、波は高く荒れ、薄磯海水浴場では、12日から泳ぐことはできなくなっています。
埼玉から里帰り中の海水浴客「たぶん入れないだろうなとは思っていた。台風が近づいているので、腰ぐらいまでは大丈夫ですよということだったので、何とか入っています」
栃木から来た海水浴客「残念です。去年は泳げたんですよ」
去年はコロナ禍前の4倍となるおよそ9万人が訪れた薄磯海水浴場。今年は連日暑い日が続き、去年以上になるかと思いきや、今シーズンの海水浴客は、去年の8割程度に留まる見込みです。
民宿・海の家鈴亀 鈴木幸長さん「今シーズンは暑い割には(海水浴客が)若干少ないのではないかと思っています。コロナが明けて他のイベントが増えたからなのかなと思っています」
台風の影響を受けるなか、いわき市内4か所の海水浴場の海開きは15日までです。
一方、本宮市では台風7号の接近で、15日から2日間開催される予定だった夏祭りが中止になりました。
屋台を出店予定だった人「私たちも楽しみにしていた部分もあるし、本宮に来たい人もいっぱいいるのでそういう意味では残念」
本宮市の高校生「やっぱり夏と言えばお祭りみたいなところもあるので、ないのはちょっと寂しい」
また、福島空港では、大阪・伊丹を結ぶ路線が4往復のうち、15日朝から午後にかけての3往復6便が欠航することが決まりました。