福島県内で今年1月から7月までに発生した飲酒運転による事故は36件と、去年の同じ時期と比べて7割以上増えたことがわかりました。
県警察本部によりますと、県内で今年1月から7月までに発生した飲酒運転による事故は36件で、去年の同じ時期と比べて15件、率にして7割あまり増えました。
このうち、死亡事故は去年は7月までにはなかったものの、今年は4件発生しています。また、交通事故のうち飲酒運転による事故の割合は、今年6月現在で2.09%と、全国平均を大きく上回り、全国でワースト3位、東北で最も高くなっています。
新型コロナの行動制限の緩和が飲酒運転による事故が増えた原因のひとつとみられていて、県警では飲酒運転は悪質な犯罪で、飲酒の後は絶対に運転しないよう呼びかけています。