農業の復興を目指す福島県南相馬市小高区に、園芸作物の大規模な営農施設が完成して、キュウリの収穫が最盛期を迎えています。
南相馬市に完成したのは「小高園芸団地」で、営農の再開や農業を始める人の受け入れをしようとJAふくしま未来がつくりました。43棟の農業用ハウスが整備され、地元の人およそ30人が、最盛期を迎えたキュウリの収穫と出荷を行っています。
JAふくしま未来・数又清市組合長「新たな仕組みづくりをしながら農業生産の拡大をしていくことが重要だと思う」

小高区では震災前、園芸作物の売り上げが2億円あり、今後は年間で半分の1億円の売り上げを目指すことにしています。