「オリンピックに出たい、メダルがほしい」

そんな快晴さん。実は競技歴はまだ2年ほどです。めきめきと力をつけていますが、ダンス歴が長い選手が多い全国規模の大会では、まだ思うような成績は残せていません。

レベルアップするため、去年から、日本代表として世界大会にも出場している福島市出身のダンサー・Rasen(ラセン)さんの指導を受けています。Rasenさんは、快晴さんの表現力を高く評価しています。

始動するRasenさん(左)

Rasenさん「踊りの中の表現やキャラクターが、あの年で出ているところが魅力的で強み」

一方、さらにステップアップするためには、スピードが必要だとアドバイスしました。

Rasenさん「今のうちからスピードを上げる意識をしていかないと、10月の大会で上げられない。1か月で変えようとしても無理」

苦しいことも乗り越えられるのは、「ダンスが好きだ」という気持ちがあるからこそ。

快晴さん「オリンピックに出たいです。メダルがほしい」

ひたむきにダンスと向き合い、成長を続ける快晴さんに今後も注目です。

快晴さんは、中学生までが参加する今年10月のジュニア大会で、全国大会出場を目指すということです。