郡山市で3日、突風で車が吹き飛ばされる被害が出たことを受けて4日、気象台が現地で調査を行いました。

3日午後2時半ごろ、郡山市の自動車教習所で突風が吹き、車1台が吹き飛ばされました。この突風であわせて車6台に被害がありました。

関根佑記者
「車の被害があったのが、あちらの自動車学校の川の奥まで突風とともに車のバンパーが移動してきたということです。」

この突風を受けて4日、福島地方気象台の職員が現地調査を行いました。
被害にあった車のバンパーは、およそ300メートル離れた川まで飛ばされていたことがわかりました。

福島地方気象台・小田嶋孝一次長
「3日は大気の状態が非常に不安定で積乱雲がかなり発達していたですので積乱雲がもたらす突風、そういったことが起きてもおかしくない状況だった」

気象台では、突風の種類や強さの分析を進めるとともに、突風に遭遇した場合は、頑丈な建物に避難してほしいと呼びかけています。