新型コロナウイルスの感染が拡大しています。福島県内1医療機関あたりの感染者数は、13人あまりで5類移行後、最も多くなりました。
県が7月30日までの1週間に県内の医療機関から報告を受けた新型コロナの感染者は、1医療機関あたり13.63人で、前の週と比べて1.14倍となりました。
感染者数は、6週連続で増加していて、今年5月の5類移行後、最も多くなりました。地域別では、会津が19.10人と最も多く、次いで県南が18.43人、相双が18.00人と感染が拡大傾向にあります。
また、小さい子どもがかかりやすい夏風邪「ヘルパンギーナ」も増加しています。感染者は、1医療機関あたり8.88人で、前の週と比べて1.68人上回り、今シーズン、最多となっています。
県は、「夏休みやお盆で人と接する機会が増え、感染がさらに拡大する恐れがある」として、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。