福島県警察本部の児嶋洋平本部長が、7月7日付で警察庁に異動することになり、6日に離任会見が行われました。

県警本部の児嶋本部長は6日の会見で、在任期間を次のように振り返りました。

児嶋本部長「令和3年の刑法犯の認知件数は、統計上で過去最小記録することができた。県警の努力の成果だ」

児嶋本部長は在任中、不正アクセスなどインターネットを利用した犯罪を取り締まるサイバー犯罪対策課を新設したほか、被災地の避難指示解除に伴って駐在所を再開させるなど、治安維持に尽力しました。

また、今後の課題として、詐欺や窃盗、強盗などさまざまな犯罪において、首都圏から犯罪者が福島県内に来ていることを挙げました。

児嶋本部長の後任には、警視庁の若田英(わかた・たけし)警視監が着任します。