去年1年間、東京都内で届けられた落とし物が過去最多だったことが警視庁のまとめで分かりました。届けられた現金の総額も過去最高となり、45億円を超えました。
警視庁はきょう、去年1年間の都内の落とし物の受理件数がおととしからおよそ3%増加し453万8244件と、1940年の統計開始以来、過去最多になったと明らかにしました。
警視庁によりますと、記録を更新した背景には、日本を訪れる外国人の増加や都市の再開発による人の流入のほか、ワイヤレスイヤホンなど小型電子機器を持ち歩く人が増えたことが要因にあるということです。
警察署別の落とし物の件数でみると、最多は東京空港署で、次いで立川署、新宿署でした。
届けられた物品の中で最も多かったのはクレジットカードや運転免許証などの「証明書類」で、およそ82万点にのぼりました。
また、落とし物として届けられたうち、現金は45億円を超え、統計開始以来、過去最高額でした。
警察署別では、渋谷署に届けられた現金がおよそ1億4800万円と最も多かったということです。
持ち主に返還されたのは、現金では7割ほどにあたるおよそ32億3000万円、物品ではおよそ133万点でした。
持ち主が判明しなかった現金およそ6億8200万円は、東京都の歳入になったということです。
警視庁は、「落とし物をした際は遺失届を提出してください。遺失届はオンラインでも提出できるので活用してほしい」としています。
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