崖っぷちの宮田さん 英会話とディベートで逆転をねらう

宮田さん「行ってきます。」

最下位スタートの宮田さん。練習してきた英語で逆転をねらいます。

審査員「キャンプ1とキャンプ2の間に、あなたはどんな準備をしましたか?」
宮田さん「腕立てと、腹筋と、ランニングを中心に、ハードにたくさんやりました。」

次のテストは、ディベート。与えられたテーマに対して、「賛成」と「反対」ふたつの立場に分かれて、論理的に議論することが求められます。

室屋さん「コミュニケーション能力を見たいわけですけど、海外の選手たちと交えて、世界を制するとなると、議論がうまくできるのはとても重要で、選手としてとても重要。」

宮田さんたちのチームも、賛成派と反対派に分かれて議論を始めました。
テーマは「宇宙人が地球にやってきたら攻撃すべきか」。

有村さん「人類の存続をより高めるために、攻撃するのはデメリットしか感じられない。」

成績1番の有村さん、冷静な話しぶりで説得力があります。

一方の宮田さん、しっかり相手の目を見て気持ちを込めます。

宮田さん「仲間を守りたい。そのために、必ず攻撃して自分たちを守ります。」

隣りの福田さんに選手交代です。福田さんは、レースパイロットを目指し、すでに自費でアメリカで訓練を始めています。

福田さん「守る方法がない。言葉も通じないから、とにかく先手を打つ意味で……。」

言葉に詰まってしまった福田さんに代わり、とっさに宮田さんが助け舟を出しました。

宮田さん「攻撃しないというだけなら、幸せは勝ち取れないと私は思うので、必ず攻撃します。」