14日に再開通した、磐梯吾妻スカイライン。今年は新型コロナの影響が少ない観光シーズンを迎えることになり、周辺の観光関係者の期待も高まっています。
浦部智弘アナウンサー「あー、リラックスできて何時間でも入っていられますね。きょうは福島の秘湯「高湯温泉」に来ています」
行動制限が緩和されてからのゴールデンウィークを迎えるということで、旅館「玉子湯」ではコロナ禍前よりも予約が入っているそうです。「玉子湯」は、かやぶき屋根の湯小屋や自然を真近に感じる白濁した泉質の露天風呂など、7種類の湯どころで全国に知られる人気の温泉宿です。

旅館玉子湯・小林正男総支配人「いろいろなお風呂を楽しんでいただければ、心と体に「にじゅうまる」かと思います」
こちらの旅館では、新型コロナの影響が一時あったものの、昨年度は県民割など旅行支援の効果もあり、関東を中心に県外からの宿泊客が目立ち、震災以降、もっと多い宿泊客となりました。
さらに、5月の予約は、14日の時点で前の年と比べて200人ほど多く、さらに人気が高まりそうです。
旅館玉子湯・小林正男総支配人「コロナ禍前からも実は(宿泊客が)増えているんです。いろいろと館内をリニューアルしましたし、オペレーション方法も変えてお客様に安心して過ごしてもらえる宿にしている」
玉子湯では、アフターコロナを見据えた準備を進めていました。

浦部アナ「この最高級ベッド、ふかふかしていて寝心地最高です」
一部の和室に、一流ホテルでも使用されている高級ベッドを取り入れました。また、磐梯吾妻スカイラインの再開通にあわせて特別プランを用意するなどしてコロナの影響前以上に活気がある状態にしたいと話します。
旅館玉子湯・小林正男総支配人「全国の皆さんに高湯温泉のすばらしさをアピールさせていただきたい」
14日のスカイライン再開通にあわせて玉子湯では問い合わせが一気に増え、ゴールデンウィークはすでに予約で満室という日もあるそうです。観光関係者も手ごたえを実感していて、観光面から地域の経済全体にいい影響があればと話していました。
