福島県は、郡山市にある県中児童相談所を移転・新築し、開所式が行われました。
県の県中児童相談所が開所したのは、郡山市富田町にある県農業試験場の跡地です。
開所式では、内堀知事が「子どもたちが心身ともに健やかに育つことができるように、取り組んでいきます」とあいさつしました。
県中児童相談所は、これまで県の郡山合同庁舎と旧郡山光風学園に、相談所と保護施設の機能が分かれていましたが、県中地方は県内で最も多い相談件数があることから、機能の強化が求められてきました。
県は、虐待への対応など機能を強化するため、移転・新築して相談所と保護施設の機能を一体的に整備しました。
相談所には、子どもたちの行動を観察するプレイルームや宿泊できる研修室などがあり、入所定員は16人でこれまでよりも4人増えるということです。