2018年からおととしまでの4年間でみていきます。

観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によりますと、おととしは、コロナの影響かこの4年間では最も少ない3万4000人あまりでした。一方で最も多いのは、21万人を超えた2019年となっています。

おととしの外国人宿泊者は3万4000人あまりということですが、この結果は、全国的に見るとどうなのでしょうか。

都道府県別にみると、おととしは東京が1位、千葉県が2位など、首都圏や関東圏が上位を占めていまして、福島県はというと18位となっています。

では、県内の外国人宿泊者は国別に見るとどこが多いのでしょうか。

こちらはおととしの統計ですが、主にアジア圏が上位を占めていて、なかでも今回チャーター便の運航が始まったベトナムが最も多く、全体の18パーセントを占めています。

ベトナムのチャーター便が再開したいま、インバウンドをどのように促進するか。観光回復へ具体的な施策が求められています。