伊藤大貴記者「雪が残る会津坂下町です。そしてこちらでは、大寒の今日生まれた「大寒卵」の出荷作業が行われています」
二十四節気のひとつ、大寒に産まれたその名も「大寒たまご」。
福島県会津坂下町の養鶏場では、20日、大寒たまごの出荷に向けた作業が大忙しで行われました。
寒くなるこの時期は、毎年卵を産む数が減る一方、濃厚で光沢があるのが特徴で、食べると運気が上がる縁起物とされています。
こちらの養鶏場では、会津地鶏2100羽ほどをより手間のかかる平飼いで育てていて、大寒たまごは、およそ640個を出荷するということです。
一方で課題もあります。
GAizu信~会津の地鶏やさん~・佐藤信行社長「寒くて日照時間も短いということで(卵の)数は少なくなっている。(一日あたりの排卵数が)100個から150個少ない」
さらには、物価や飼料が高騰した影響で、去年卵1個あたり4円の値上げに踏み切りました。
しかし、最近はより品質の高い卵を求める高級志向が強まっていて、高品質の大寒たまごも人気を集めています。
そんな大寒たまごのおすすめの食べ方は・・・?
GAizu信~会津の地鶏やさん~・佐藤信行社長「卵かけご飯が一番おいしい。卵の味がダイレクトに感じられる」
卵本来の味を楽しむ卵かけご飯。気になるそのお味は・・・?
伊藤大貴「おいしいです。舌触りも滑らかで、とても濃厚な感じがします」
こちらの養鶏場の大寒たまごは、21日から会津若松市の直売所や会津地域のスーパーマーケットで販売されます。
GAizu信~会津の地鶏やさん~・佐藤信行社長「割ってみてすごくきれいだというところと食べてみておいしいというところの2回楽しんでほしい」
一年に一回の縁起物。
大寒たまごを食べてみてはいかがでしょうか?










