国内で初めて感染が確認されてから3年。
新型コロナの感染症法上の見直しについて、岸田総理はこの春に、「5類」に引き下げる方向で、検討を進めるよう関係閣僚に指示しました。

岸田総理「原則としてこの春に5類感染症とする方向で専門家に議論していただきたい」

現在、2類相当に位置づけられる新型コロナについて岸田総理は、この春にインフルエンザと同じ5類に引き下げる方向で検討を進めるよう加藤厚生労働大臣などと協議しました。

引き下げの具体的な時期については「調整を引き続き行い、できるだけ早いタイミングで確認したい」と述べました。

また、「一般的なマスク着用の考え方などの感染対策のあり方についても見直していくことになる」としています。

こうした中、福島県内では19日に郡山市で176人、いわき市で173人など、あわせて1109人の感染が確認されました。

入院は291人で、重症は2人。病床使用率は38.0%です。

また、県は1月中旬までに新型コロナに感染していた男女5人が亡くなったと発表しました。