新型コロナウイルスについて、福島県内では18日、1291人の感染が確認されました。
こうした中、政府は、新型コロナの感染症法上の位置づけをこの春に「2類相当」から「5類」に引き下げる方向で調整に入りました。
18日に感染が確認されたのは、いわき市で229人、郡山市で200人など、あわせて1291人です。
感染者数は、2日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。
入院は306人で重症は3人。病床使用率は39.9%です。
また、県内では18日までに、新たに療養中の男女6人が死亡しました。
こうした中、県は、19日の対策本部会議で、1月末までとしていた新型コロナの無料検査を2月末まで延長すると発表。
対象は、感染の不安を感じる無症状の県民で、薬局など県内205か所で検査を受けられるということです。
一方、政府は、新型コロナの感染症法上の位置づけをこの春に現在の「2類相当」から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下げる方向で調整を進めています。
また、屋内でのマスク着用についても原則不要とする案が出ています。
岸田総理は、20日に関係閣僚と協議し具体的な検討を指示する方針です。
屋内のマスク不要案について街の人は・・・
マスク外すことに反対・郡山市の高校生「自分的には外したいという気持ちはあるけど、やっぱりまだ心配の方が大きくて着けていた方がいいかなとは思っています」
マスクを外すことに賛成・鹿児島から来た人「私も必要ないかなとは思う。世界を見ても日本ぐらいなのかな、ビビっているという言い方は不適切だと思うけど、なかなか元通りに一歩踏み出せないのかなと思うので思いっきり踏み出してほしい」
「5類への引き下げ」と「脱マスク」。
今後の政府の動向に注目が集まりそうです。










