
福島交通鉄道部 三浦賢一部長
「今コロナの状況で収入が落ちているなかで、費用負担は非常に重い課題でございまして警報器などを設置できたとしても、メンテナンス費用がかさんでくるところもあって維持管理も頭が痛いところです」
また、福島交通は住民とコミュニケーションをとったうえで、
なるべく第4種踏切を廃止していきたいとしています。

福島交通鉄道部 三浦賢一部長
「私どもは安全最優先の考えのもとで、地域の皆さんの命を守る、あとは電車の安全運行をするということで、踏切の数を減らしていきたいと考えているところでございます。
もちろん地域住民の方とはきちんとコミュニケーションをとりながら
会社としては廃止していきたいというところをきちんと説明して、ご理解を得ていきたいと思っております」
早ければ4月中にも、線路沿いの住宅を訪問して住民と意見を交わしていきたいとしています。
さらに専門家は・

事故が起きてから第4種踏切について議論をするのではなく、日頃から議論することが必要であると訴えます。
交通政策に詳しい 福島大学・吉田樹教授
「今回のような地元の方が利用される第4種踏切をどうしていくのか?
マクロ的(長期的)な議論がほとんど行われていない。どうやって安全対策をしていけばいいのか?、そうした他の地域からのノウハウの共有も含めて議論する場は必要になってくると思います」