土地売却せず「地上権」選択
もともと釣りが好きだった赤井さんの今の職業は「漁師」です。
赤井さん「避難しているなど色々なことを考えない。海に出れば魚を獲ることで頭がいっぱいになって、それが忘れられるところがいいと思っている」
海は、長い避難生活が続く赤井さんの心を穏やかにしてくれるといいます。

県が中間貯蔵施設の受け入れを表明したのは、12年前でした。
赤井さん「最終的には知事の苦渋の決断と、町長の重く受け止めるという感じで決まったようなものだった。県民町民に対しての同意ではないが、そういうのもなかったし、後からの説明だけだった」
多くの地権者がふるさとの土地を国に売却する中、赤井さんが選択したのは、土地の所有権を残したまま、国が施設の運営を可能にする「地上権」です。

赤井さん「地上権設定が出てきたので、貸すというか賃貸借という地上権設定で契約をした。そこしか土地がなかったので、売らないということは決めていた」













