福島県の人事委員会は、県職員の月給とボーナスを引き上げるよう、県に勧告しました。

県の人事委員会は、県職員と民間企業との給与の差を解消するため、県職員の月給を平均で1万1165円、率にして2.97%を引き上げるよう、内堀知事と県議会に勧告しました。1万円以上の引き上げを勧告するのは2年連続で、引き上げ幅は、平成以降過去2番目の高さです。

また、ボーナスもこれまでの4.6か月分から0.05か月分引き上げるよう勧告しました。勧告通り引き上げが実施されれば、行政職の平均年収は、およそ620万円から641万円ほどになります。

県は「勧告を尊重し、経済社会情勢などを総合的に勘案しながら検討する」としています。