「エアコンのダイヤルを注視していた」

Q.大町2丁目交差点(※事故現場の4つ前の交差点。証人のタクシーと鉢合わせした場所)付近のときの記憶は?
A.右矢印の信号が出ていたので右折できると思った。

Q.大町2丁目交差点を渡るとき、信号は確認した?
A.していない。

Q.その後は?
A.目をこすっていたら、目の前が明るくなった。(※証人のタクシーのライトのこと)

Q.証人のタクシーは、どの辺りで気が付いた?
A.クラクションの音で気付いた。

Q.その後、なぜ対向車線に逆走した?
A.タクシーをよけることに無我夢中だったので、覚えていない。

Q.その後は?
A.大町2丁目交差点でタクシーに気が付き、無我夢中でハンドルをきった。その後、反対車線に入ってしまったことに気がついた。なぜタクシーとぶつかりそうになったのか考えていて、目をこすっていたら、目の前に青い光が見えて、青信号だと思って直進。そこは、郡山駅前北交差点だと思う。その後、車のエアコンを調整するため、ダイヤルを注視していた。自分の中では3~4秒。

Q.その後、被害者の人がいると気が付いて衝突するまでの時間は? 
A.体感では、1秒もなかった。

Q.郡山駅前北交差点(※事故現場の3つ前の交差点)の信号の確認は?
A.できていない。

Q.赤い光は見えた?
A.オレンジの光は見えた。

Q.エアコンの操作をした後、前を見たときに被害者がいた?
A.操作した後、顔を上げたときに、赤信号と被害者を認識した。

Q.走っているスピードは?
A.覚えていない。鑑識の人に教えていただいた。

Q.以前、故意に信号を無視したという供述書にサインをしたのはなぜ?
A.取り調べでお巡りさんの話を聞いて、そこまでスピードが出ていたのならそう認識されてもおかしくないと思ってサインをした。

Q.故意に信号を無視していないと思ったのはいつ?
A.弁護士と話して、自分の中で当時の記憶が定かではなかったため。自分の記憶ではなく、警察の話を聞いて納得していたので訂正した。