暑さや長距離運転などにより、リスクが高まる交通事故への注意を呼びかけようと、22日、福島市で啓発活動が行われました。

「夏の交通事故防止市民総ぐるみ運動」は、人の往来が増えるこの時期に合わせて事故防止を呼びかけようと、16日から行われています。22日は、福島市の「道の駅ふくしま」で啓発活動が行われ、警察官などが道の駅の利用者に事故を防ぐためのチラシなどを配りました。

警察によりますと、この時期は暑さや長距離運転などによる疲労が原因で、交通事故が起きるリスクが高まるということです。県内で今年起きた交通事故は1806件で、去年の同じ時期より331件多くなっています。

福島北警察署・平野敏行副署長「しっかり休むときには休む、運転するときには運転する、運転手の皆さんはメリハリをつけて。自分だけではないので、運転するときには集中して運転するようお願いします」

このほか、警察音楽隊による演奏も行われ、ディズニーの楽曲などを披露し、子ども連れの利用客らを楽しませていました。

「夏の交通事故防止市民総ぐるみ運動」は、7月25日まで行われ、期間中は事故防止の呼びかけを強化するということです。