義務教育を十分に受けられなかった人が通う福島市の自主夜間中学で、校歌の作曲を手がけた大友良英さんが8日に公開授業を開きました。
福島市ゆかりの音楽家、大友良英さんらの公開授業には、福島駅前自主夜間中学の生徒など40人あまりが参加しました。この学校は、市民が10年以上にわたって自主的に運営してきたもので、大友さんは校歌の作曲を手がけるなど、音楽を通して発展に関わってきました。大友さんは音楽の歴史をたどるとともに、生活の中での音楽の重要性を話しました。
大友さん「(震災から)福島の人がどう誇りを取り戻すか。その中のひとつに自分の歌とか音楽があると思う」
福島駅前自主夜間中学では、今後もこうした公開授業を行うことにしています。