【吾妻記者】「連休後半最終日、福島県会津若松市の鶴ヶ城公園はあいにくの空模様となりましたが大勢の方が訪れています」
鶴ヶ城には、福島県内をはじめ周辺の県や海外からも観光客が訪れ、連休中はイベントも開かれました。6日の会津若松市の最高気温は14℃。
訪れた人たちは、温かい抹茶や焼きたての焼き団子などを味わっていました。
ことしのゴールデンウィークは前半と後半に分かれた形になりましたが、このところの物価高騰を考えた動きも。
「新潟から日帰りできる場所を探して会津若松に来ました」
「ガソリン代もう少し安くなってもらいたいと思いました」
「きょう泊まるところはGWが終わりだからでしょうか思ったより安かったです」「そういうところ狙って来ている感も」
「はいそうです」
高値が続く物価について観光関係者は今後の動向を気に掛けます。
【会津若松観光ビューロー芥川航大さん】
「例えば夏休みシーズンであったりとか長期の休みに入りますと、けっこうその影響が出てくるんじゃないかなと思います」
一方、連休中も鶴ヶ城では海外からの観光客の姿が目立ちました。
【台湾から来た女性】
「京都、関西地方は観光客がいっぱいだから東北地方は四季折々だから好きです」
【会津若松観光ビューロー芥川航大さん】
「多いのが台湾とかけっこうアジア圏内ではあるんですけども、意外と個人のお客様だとヨーロッパから来てくださるお客様も非常に多いので」
このため会津若松観光ビューローではこの春、窓口にイギリス出身の職員を採用して対応しています。国内需要とインバウンド。会津の観光関係者は次は夏の観光シーズンに向けて期待を寄せています。