サッカー明治安田J3リーグ、福島ユナイテッドFCの選手たち。30日に取り組んだのは、サッカーではなく「農業」です。
鈴木夕里菜アナウンサー「気持ちの良い青空のもと選手たちが行っているのは、モモの摘花作業です。練習終わりにもかかわらず、ハードワークを見せています」
ユナイテッドはクラブ内に「農業部」を作り、選手が地元農家と一緒になって、生育から収穫までを行っています。この取り組みは震災後、県産農産物の風評を払拭しようと始まりましたが、若手選手が多いユナイテッドでは、いまや「選手教育」の一環にもなっています。

中村翼選手「人生で初めて(の摘花作業)です。どの花を残せば良いかというのが大変だが、楽しくやれています」
當麻颯選手「サッカーと同じくらい楽しいです。(福島のモモは)まだ食べたことがない自分が関わってできたモモを食べるのが本当に楽しみです」
選手たちが摘花を行ったモモは7月下旬ごろに収穫され、収穫されたものは、ユナイテッドの試合会場や公式オンラインショップで販売される予定です。

TUFでは、福島ユナイテッドFCの次のホーム戦、ザスパ群馬との試合を、5月6日午後1時55分から生放送でお伝えします。