最も販売額が伸びたのは…
最も多いのは、果物でおよそ4割。そして、野菜・青物とコメがそれぞれ2割ほどを占めています。

そして、その4割を占める果物は、モモ・ナシ・ブドウがそれぞれ過去最高となりました。中でもモモは大きな自然災害がなく、大玉に育ったことなどから前年度より11億円多い83億円ほどとなっています。

一方、野菜をけん引しているのは、キュウリです。野菜・青物のおよそ7割がキュウリでした。ハウス栽培や機械の活用によって栽培面積を増やし、1年前の販売額をおよそ8億円上回りました。

このようにモモとキュウリが主力となる一方で、今回販売額が最も伸びたのがコメです。前年度より21億円あまり増え、およそ70億円となりました。コメは現在も品薄が続いていて、高値となっていることや、出荷を大幅に早めたことなどが要因とみられます。
JAふくしま未来では、2027年度に350億円の突破を目指すことにしていて、今後も販売価格向上への取り組みを続けていくということです。