去年4月、福島県須賀川市の女子高校生が自殺した問題で、8日に第三者委員会が報告書を提出するの前に、遺族が会見を開き、「原因が究明されることを期待する」とした一方、学校などに対する不信感を示しました。

この問題は去年4月、須賀川創英館高校に通っていた当時3年生の女子生徒が自ら命を絶ったものです。自殺の原因は明らかになっておらず、県教育委員会は去年8月、第三者委員会を設置し、これまで15回にわたり委員会を開き、自殺の原因を調査してきました。

亡くなった女子生徒の父親「本当にしっかりした娘だったので、亡くなったことが今でもちょっと…。自慢の娘だった」

遺族は会見を開き「原因が究明されることを期待する」とした一方、学校や県教委の対応への不信感を示しました。

亡くなった女子生徒の父親「県教委や委員に対してこちらから要望していたことは何一つではないが、受け入れられなかった」

第三者委員会は、8日に報告書を遺族に示す予定です。