東日本大震災から11日で14年。いまも避難区域が残る福島県双葉町では、10日から追悼や復興への願いを込め、駅前でキャンドルナイトが始まりました。

JR双葉駅前で行われているのは、追悼や復興への願いを灯す『ただいま、おかえり双葉まちキャンドルナイト』です。広場には、双葉町に帰還した人や全国各地から寄せられたメッセージ入りのキャンドルおよそ250個が並べられています。

初日は10日午後5時半から点灯式が行われ、双葉町の伊澤史朗町長や、キャンドルアーティストなど15人ほどが参加しました。原発事故後、全町避難が続いていた双葉町は、3年前に一部で避難指示が解除されましたが、町内に住んでいるのは、3月1日現在で184人に留まっています。

双葉町のキャンドルナイトは、11日も行われます。