温室効果ガスの排出の少ない持続可能な社会の実現に向けて、福島県は、国際的なネットワーク「イクレイ」に加盟しました。

県庁で行われた加盟式では、内堀知事に「イクレイ」の会員証が手渡されました。「イクレイ」は、世界2500以上の自治体が加盟する国際的なネットワークで、温室効果ガスの削減など、持続可能な社会に向けて取り組んでいます。

県は、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現を目指し、現在、水素などの再生可能エネルギーの導入を進めていて、今後、加盟している自治体と情報交換などを行うとしています。

内堀知事「国際的な知見を活用しながら福島で行動し、福島から発信するこの取り組みを続けていきたいと思います」

県では10月、県内の大学生3人をマレーシアに派遣して、脱炭素社会に向けた取り組みを世界へ発信するとしています。