1月22日、JR郡山駅前の横断歩道で、大阪府の予備校生の女性が車にはねられて死亡し、郡山市の会社員・池田怜平容疑者(34)が酒気帯び運転などの疑いで逮捕・送検されました。

阿部正輝記者「事故が起きた現場は、きょうも多くの人や車が行き交います。再発防止に向けた取り組みが必要不可欠です」

30日、現場では、警察や市などからおよそ20人が参加し、再発防止に向けた合同点検が行われました。参加者からは、道路わきの植木の高さを下げ見通しを良くすることや、消えかかっている道路表示の塗り直し、また、飲酒運転撲滅のための検問の強化などの要望が出ました。

郡山警察署交通第一課・相良昭博課長「飲酒運転は重大な犯罪。1件でも減らそうというのではなく、根絶に向けて厳しく対応していかなければならない」

一方、現場では、30日も亡くなった女性を悼み、献花に訪れる人の姿が見られました。

献花に訪れた人「大阪から来られたというのを聞いて…、運転に集中して横断歩道に人がいないか確認して運転したい」

警察は、合同点検で出された意見を取りまとめ、今後の対策を検討することにしています。