国の「つなぐ棚田遺産」に選ばれている福島県二本松市の西谷(にしたに)棚田で26日、稲刈りが行われました。
稲刈りが行われたのは、二本松市の二伊滝(にいたき)地区にある西谷棚田です。
西谷棚田は2022年、国の「つなぐ棚田遺産」に選ばれましたが、近年は農家の高齢化などで休耕地が増えていました。
この美しい田園風景を存続させようと、地元の酒蔵 大七酒造は、2023年から棚田の再生に取り組んでいます。
今年はコシヒカリと酒米の山田錦を作付けしていて、26日は大七酒造の関係者と地元の人たちなどがコシヒカリを収穫しました。
【西谷棚田保全会 渡辺久司会長】
「耕作していないところを何とか荒らさないようにしていきたい」
大七酒造では今後もこの取り組みを続けていくことにしています。










