聴覚に障害がある人たちによるバスケットボール、デフバスケットボールの選手で福島県西郷村出身の越前由喜選手が、アジア太平洋大会の日本代表に選ばれ、「メダルをとりたい」と抱負を語りました。

12日に県庁を訪れたのは、西郷村出身で、聴覚障害者によるバスケットボール、デフバスケットボールの越前由喜選手です。越前選手は、9月21日からオーストラリアで始まる「アジア太平洋ろう者バスケットボール選手権」の日本代表に選ばれ、県文化スポーツ局の市村尊広局長に報告しました。

越前選手が市村局長に報告



先天性の難聴がある越前選手は、10年前、史上最年少の15歳で日本代表に選ばれ、代表選出は5年ぶり5回目です。

今回の大会では、エースとして活躍を期待されていて、越前選手は「メダルを獲って帰ってこられるように頑張りたい」と意気込みを語りました。