多額の不正融資などの問題が明らかになった福島県のいわき信用組合は、不正に関わった役員について刑事と民事両面で責任を追及する方針を明らかにしました。

いわき信用組合 本多洋八理事長「ここであらためてお詫び申し上げたいと思います。本当に申し訳ございません」

いわき信用組合をめぐっては30日、第三者委員会が約20年にわたり、口座の無断開設やう回融資により少なくとも247億円にのぼる不正融資を行っていたことを明らかにしました。

いわき信用組合は不正に関わった役員について刑事、民事の両面で責任を追及する方針です。

本多洋八理事長「主体的に関わった役員については適時適切に責任追及を図っていきたいと思っています。」

いわき信用組合では本多理事長をはじめ現在の経営陣9人のうち7人が辞任して抜本的な経営の刷新を図るとしています。