ポイント(1)単独登山は厳禁!

去年県内で発生した山岳遭難のうち、およそ4割が単独での登山でした。救助隊の高橋博司さんは、単独での登山は控えるように訴えます。

福島市山岳遭難救助隊・高橋博司副代表「吾妻山で過去に起きた過去の事例をみると、遭難して行方不明になったのはほとんど単独です。単独行動は非常に危険なので、経験者の人と同行してもらえればと思う」

ポイント(2)熱中症の兆候を見逃すな

山でも気を付けたいのが、熱中症です。めまいや大量の汗は、熱中症の兆候。こうした症状が出た場合は、日光が当たらない風通しのよい場所に移動し、服のボタンやベルトを緩めるようにしましょう。

その上で、高橋さんは、登る山について事前に確認するよう、呼びかけました。

福島市山岳遭難救助隊・高橋博司副代表「まずは自分が登る山についての情報を把握するということ、どんな山なのか、高さはどのくらいあるのか。もう1つ、その山が自分に合っているのかということも重要になる」