警戒区域「外」でも危険が…

しかし、警戒区域に指定されていない場所にも危険は潜んでいると話します。

藁谷さん「指定されていなくても危ない場所というのはありますので、自分が危ないなと思った所は危険を避ける行動に移してほしいと思う」

また、雨が数日前に降って、今はやんでいる場合でも注意・警戒が必要です。

藁谷さん「今まで水が湧き出ていない場所から突然水が流れ出している状況があったり、立ち木が斜めにずれてくる、電柱が斜めにずれてくる、これはもう危険が差し迫っている可能性があります」

気象情報を把握して「早めの避難」を心がけることが重要ですが、事前に避難所までの経路を確認することも大切です。

藁谷さん「避難所までの経路の中に、土砂災害や洪水など危険にあうような場所があれば、そこは避けて避難をしてほしい」

線状降水帯の発生など想定外の豪雨が懸念される中、藁谷さんは、危険な場所には近づかないことはもちろん、普段の備えと心構えが重要だと強調します。

藁谷さん「事前に非常持ち出し品とか備蓄品とか、しっかり準備をしていただいて、避難の時に素早く避難行動に移せるようにしてほしいと思います」