仙台市は、9日までに市内の男性カップルが提出した婚姻届を不受理としました。男性らは、受理命令を出すよう家事審判を申し立てる方針です。

仙台市に住む小浜耕治さん(61)とそのパートナーの男性(79)は2月6日、太白区役所に婚姻届を提出していましたが、仙台市は「男性同士を当事者とする婚姻届は不適法である」として不受理としました。
決定を受け、小浜さんらは婚姻を認めないのは「市が憲法の解釈を誤っている」などとして仙台家庭裁判所に婚姻届の受理命令を求める家事審判を申し立てる方針です。
全国では同性婚を認めない民法や戸籍法は違憲として東京や大阪など5カ所で国家賠償請求訴訟が起こされていて合憲が1件、それ以外は違憲や違憲状態との地裁判決が出ているということです。