陸上自衛隊の東北方面航空隊が19日、今年始めての飛行訓練を行い4機のヘリコプターが編隊飛行を披露しました。

仙台市若林区の陸上自衛隊霞目駐屯地で、今年最初の飛行訓練に臨んだのは東北方面航空隊の隊員などおよそ200人です。

東北方面航空隊長 松元三展1等陸佐:
「克己の精神を常に念頭におき、個人及び部隊の能力向上を図ってもらいたい」

この訓練は、隊員の操縦技術の向上や1年間の安全祈願を目的に毎年行われています。

19日は、およそ40分間にわたり4機のヘリコプターがダイヤモンド型の編隊を組み仙台市上空を飛行しました。東北方面航空隊は、東北6県で災害が起きた際に物資輸送や偵察などの任務に当たっていて、災害に速やかに対応できるよう訓練を重ねていくということです。