仙台市中央卸売市場で5日朝、水産物の初競りが行われました。青森の大間産の本マグロには、1キロあたり1万5000円の高値が付きました。

5日が仕事始めとなった仙台市中央卸売市場では、初競りに先立ち業務開始式があり、仲買人らが今年一年の商売繁盛を祈願しました。その後、威勢の良いかけ声と共に始まったマグロの初競り。1キロあたりの最高値が付いた「一番マグロ」は青森県大間産の本マグロでおよそ1万5000円でした。

この一番マグロは、およそ107キロあり、寿司店「うまい鮨勘」などを経営するアミノがおよそ170万円で競り落としました。

アミノ 上野敏史社長:
「すばらしいマグロだと思います。年始から衝撃的なニュースが重なったので、お客様に喜んでもらって何かしらの形で支援してきたいと思い買わせてもらった」

競り落とした大間の本マグロは、5日の夕方以降、宮城県内などの「うまい鮨勘」で提供されるということです。