10月まで開催されていたラグビーのワールドカップでは、南アフリカが世界一に輝き、同じ時期に開催されていた花園の宮城県予選では仙台育英が30回目の花園出場を決めました。今回取り上げるのは、一回戦で敗退した合同チームに加わった、かつてラグビーが盛んだった高校のたった一人の部員です。
6つの高校によるラグビー合同チーム
花園の予選を戦い終えた合同チームです。1回戦敗退でこのメンバーが集まれるのもこれが最後。みんなで記念撮影です。
選手たち:
「はい撮ります!3・2・1」「楽しいな!ラグビー」

花園予選の2週間前、合同チームの全体練習です。北は気仙沼から南は仙台市内まで、気仙沼向洋・仙台工業・仙台一・石巻・古川工業・多賀城の6つの高校から編成されていて、全員が集まれるのは週末だけ。この日は、大会前、最後の練習試合です。

合同チームのメンバー:
「完全燃焼でやりたいなと思います」
年々ラグビー部員が減る中、今年は、仙台工業と多賀城高校も人数揃わず、合同チームしての参戦となりました。かつてはラグビー隆盛を誇った高校もいま、部の存続の危機にあります。







