任期満了に伴う宮城県議会議員選挙は22日、投開票が行われ、県政与党の自民公明が過半数割れとなりました。投票率は35.93%でした。

県議選は、無投票の5つの選挙区を除く18選挙区で選挙戦となり、49議席を74人が争いました。

開票の結果、現職31人、元職2人、新人16人が当選しました。

日本維新の会が県議会で初の議席を獲得。参政党は及びませんでした。

当・青葉選挙区 石森悠士候補:
「日本維新の会から県議が誕生できたので、宮城県の財政の無駄を省きまして身を切る改革で困っている県民の皆さまに一人ひとりに投資ができる宮城県、そして大阪にならって黒字改革する」

政党別の当選者は無投票を含め、自民党24人、立憲民主党10人、共産党5人、公明党4人、日本維新の会2人、無所属14人となりました。

県政与党の自民・公明は28議席にとどまり過半数割れとなりました。

しかし、無所属の当選者のうち複数が自民会派入りし、与党会派としては過半数を維持すると見られています。

投票率は35.93%で過去最低だった前回4年前を1.13ポイント上回りました。

宮城県議会議員選挙2023 写真付き選挙戦全当選者