不安抱えたまま海開き…安全PRするしかない
9日、菖蒲田海水浴場で行われた清掃活動。この海水浴場は、水質などの基準をクリアした国際認証基準「ブルーフラッグ」を宮城県内ではじめて取得しました。

参加者:
「みんなでやってきれいになってほしい」
「(海開きで)人がいっぱい来ればいいなと思います」

観光協会の我妻さんは安全をPRしていくしかないと話します。
七ヶ浜町観光協会 我妻典夫会長:
「安全性とかそういったものを勉強しながら皆さんに伝えるべきところは伝えながら取り組んでいきたい」

地元の理解が得られたとは言い難い現状の中海洋放出の時期が迫っています。
石巻市でホヤの生産をしている遠藤さんは、国が「地元の理解なしに海洋放出はしない」としていながら、西村経済産業大臣が6月末になってはじめて県内の漁業者と面会したことなど国の姿勢に誠意が感じられないと話します。補償すればいいということではなく、もう少し地元との話し合いを深めてほしいとしています。