デジタル化を促進し、地域課題の解決につなげようと20日、仙台でICT=情報通信技術を紹介する展示会が開かれ、暮らしに役立つ研究成果が公開されました。

20日に開催された「ICTフェアin東北2023」。デジタル化を促進し、地域課題の解決につなげようと取り組む11の団体が出展し、ICTを活用した機器などを紹介しました。

小野寺穂実記者:
「こちら、多言語音声翻訳アプリVoiceTra(ボイストラ)です。日本語を英語に翻訳してくれます。翻訳を音声で伝えてくれるほか、相手にはどのように伝わっているか分かります」

また携帯電話の通信回線網を使い、通信圏内であれば全国どこでも使えるトランシーバーなども展示されました。

総務省東北総合通信局・小笠原康一郎情報通信部長:
「地域に住む住民の方々が、いかに幸せになるかというところを目指して、その手段になるのがデジタルだという展開を期待しています」

このICTフェアは毎年開かれていて、今年で18回目です。