本物のパイロットに子どもたちは興味津々の様子でした。空を舞台にした仕事への理解を深めてもらおうと岩沼市の小学校で「航空教室」が開かれました。

宮城県の岩沼市立玉浦小学校で開かれた「航空教室」。

アイベックスエアラインズのパイロットと客室乗務員が講師として、4年生の子どもたちに航空業界の仕事などを紹介しました。

管制官との交信体験:
「せーの、タマウラ10、ランウェイ27、クリアードトゥランドって言ったら、27の方向から、そのまま飛行機がドンと着く」

子どもたちはパイロットと管制官とのやり取りや、機内でのドリンクサービスの模擬体験をするなど、航空業界の仕事への理解を深めていました。

参加児童:
「(コックピットの)500個のスイッチを使えるパイロットたちはすごいなと思った」

参加児童:
「CAさんの楽しさや難しさがわかった。CAさんの仕事を将来やってみたい」

アイベックスエアラインズ 樋口健太朗副操縦士:
「小学4年生というは、仕事というのがまだ全然わからない状況だと思うので、その中で、次の自分のステップアップを決める礎の一つになればいい」

この「航空教室」は、県とアイベックスエアラインズが締結する包括連携協定の一環で実施され、今回が初めての開催です。

今後も、仙台空港に近い名取市、岩沼市の小・中学校を対象に企画していくということです。