4日の宮城県内は晴れて行楽日和となりました。今年は行動制限のない大型連休で東日本大震災の被災地にも人出が戻ってきています。

この春、オープンから5年を迎えた南三陸さんさん商店街。天候に恵まれ午前中から大勢の家族連れらが訪れ、にぎわいました。飲食店の前には長い列ができ、訪れた人はお目当ての海鮮丼などの食事を楽しんでいました。

訪れた人「だいぶ並びましたけど、やっと(食事に)ありつけます」「コロナとは仲良く付き合っていくしかないかなと」

商店街の運営会社によりますと、今年の大型連休の観光客は、去年の同じ時期の1.5倍に達する見込みだということです。

商店街に隣接する復興祈念公園にも多くの人が訪れ、防災対策庁舎などを見学していました。

訪れた人「初めて見ましたけど、悲惨な現場だなと痛感しました」「災害に対する恐ろしさというのは残すべきだと思います」

一方、震災遺構として先月3日から一般公開が始まった石巻市の門脇小学校は、初めての大型連休を迎えました。大型連休の後半も県の内外から大勢の人が足を運び、真っ黒に焼け焦げた教室など火災と津波の爪痕が残る校舎を見学しています。門脇小は、震災で高さ1.8mの津波が押し寄せた後、火災の被害に見舞われました。教室には焼け焦げた机や椅子、児童が使っていたランドセルなどが当時のまま残されています。

仙台から訪れた小学生「廃墟のよう。学校がぐちゃぐちゃで破壊されているのが分かりました」
米国出身で島根県の大学准教授「島根県も地震がいつ来るか分からない所。自然災害に備える大切さを学生たちに伝えたい」

石巻市によりますと、大型連休中の来館者数は1日平均300人ほどで、8割が県外からだということです。