サッカーJ2ベガルタ仙台は26日ホーム開幕戦で栃木と対戦。土壇場の劇的ゴールで今シーズン初勝利を手にしました。また、今回がデビュー戦の多賀城市出身の郷家友太が攻守に奮闘しました。
過去、数々のドラマを生み出したホーム・ユアスタ。今シーズンから声だし応援が前面解禁され、ベガルタサポーターの大歓声が戻りました。

そんな特別な一戦で、ベガルタデビューとなったのが、多賀城市出身の郷家友太。熱視線が注がれる中、ピッチに立った郷家。前半開始早々、空いたスペースに走り込み倒されますがここはノーホイッスル。前半37分には、胸トラップからシュート。フィニッシュへ持っていくもゴールを奪えず、前半を折り返します。
スコアレスのまま迎えた後半20分、前線の活性化を図りたいベガルタは山田、遠藤の2枚を同時投入。その2人が攻撃の起点となりゴールへ迫ると試合終了間際、ドラマが待っていました。23年ぶりにベガルタに復帰した山田の劇的ゴールで歓喜に包まれたユアスタ。サポーターと一体となって勝ち点3を奪い、ホーム開幕戦を白星で飾りました。
山田寛人選手:
「前に仙台にいた時にホームで勝てなかった悔しい思いがあったので、自分のゴールで勝てたのがうれしい。今季レンタル移籍という形ですけど、チームのために結果を残す思いで来たので、いいスタートが切れてよかった」
攻守に渡り奮闘し、地元のサポーターへ元気なプレーを見せた郷家は、初勝利の喜びとともにシーズン通しての共闘を呼びかけました。
郷家友太選手:
「勝って皆さんと喜べたことが何よりも幸せだなと感じた一日だった。小さい頃から見ていた光景ですし、これがユアスタなので、一年を通してたくさんの方に来てもらって、この雰囲気を一緒につくってほしい」
連勝といきたいベガルタの次節は、来月4日土曜日。アウェーで徳島ヴォルティスと対戦します。







