宮城県丸森町には「養蚕の守り神」としてネコをあがめる風習があり、石碑も多く残っています。「ネコの日」にちなみ祝日の23日、ネコに感謝する「猫神祭」が開かれました。
猫神祭は、丸森町不動地区の農業交流施設で開かれたもので、去年に続いて2回目です。会場には猫耳をあしらった鳥居と「猫神社」がお目見えし、訪れた人は丸森和紙を使用した御朱印を受け取っていました。


また、ネコをモチーフにした雑貨やお菓子なども販売され、買い物客が品定めしていました。
訪れた人:
「ネコちゃんの顔がクッキーで可愛かった」

かつて養蚕で栄えた丸森町では蚕や繭をネズミから守ろうと、ネコを神さまとあがめる風習があり石碑も数多く残っています。その数は日本一とも言われていてネコは丸森町のシンボル的な存在となっています。

訪れた人:
「丸森町が猫とどんな関わり合いがあるのか知りたかった」
「養蚕が盛んだったと聞いて、ネズミを駆除するのに猫は重宝されてたのかなって思っている」
丸森町は、こうした催しをきっかけにネコにまつわる町の風習や文化を広く知ってもらいたいと話しています。







