手軽な対策もありました!
太田教授は、早めの薬の服用などを呼びかけていて、近年は保湿剤のワセリンを綿棒で鼻の入り口に塗るといった手軽な対策も広まってきたといいます。

東北医科薬科大学病院 太田伸男教授「入ってきた花粉がこの入り口のところにくっつくので鼻の奥まで入らない。これを日常生活に取り入れていただくことで、症状の抑制効果が見込めると思う」

花粉症の人からは、コロナ禍で症状が出ることを心配する声が聞かれました。
花粉症の人:「くしゃみとかしていると、コロナなのではと勘違いされることがあるかなと思います」

「病院には行きにくくなると思いますね、ただの鼻水では。でも熱が出ないコロナの人もいると聞いたことがあるのでちょっと心配」

太田教授によると、県内でも花粉はすでにわずかに飛び始めていて、本格的な飛散開始は例年よりもやや早く、2月中旬になるということです。
